ニュース
ソニー、CFexpress Type Aカードを10月に発売
SDカード両対応のカードリーダーも
2020年7月29日 13:07
ソニーは、CFexpress Type Aメモリーカード「CEA-G80T/CEA-G160T」および対応カードリーダー「MRW-G2」を10月9日に発売する。メモリーカードのラインアップは80GBと160GBの2種類。価格はメモリーカード、カードリーダーともにオープン。
CFexpress Type Aメモリーカード「CEA-G80T/CEA-G160T」
CFexpress Type A規格のメモリーカード。店頭予想価格は80GBが2万4,000円前後、160GBは4万6,000円前後。
最大転送速度は読出が800MB/秒で、書込は700MB/秒。
同社CFexpress Type BカードやUHS-II対応の一部SDカードなどと同じく「TOUGH」仕様となっており、IP57相当の防塵防水に対応するほか、150ニュートン(約15kgf)の曲げ強度、7.5mの落下強度を備えるとしている。
接続インターフェースにはCFexpress Type B同様PCI Expressを採用。Type Bとの主な違いはサイズ形状と転送速度。サイズは20×28×2.8mmで、フルサイズのSDカード(24×32×2.1mm)よりも小さい。
またPCI Express接続である点はType Bと同じながら、レーン数が2レーンのType Bに対してType Aは1レーンとなっており、転送速度の違いにつながっている。参考までに同社CFexpress Type Bカード(CEB-Gシリーズ)の最大転送速度は、読出が1,700MB/秒で、書込は1,480MB/秒となっている。
このほか、メモリーカードの状態診断ソフト「Media Scan Utility」にも対応する。
CFexpress Type Aカードの採用機には、同日付で発表されたフルサイズミラーレスカメラα7S IIIがある。同社によればCFexpress Type Aカードを用いることで可能になる撮影条件として、120fpsの4K記録(S&QモードXAVC S-I記録)などを挙げている。