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ソニー、CFexpress Type Aカードに960GB/1,920GBの大容量モデル

ソニーは、CFexpress Type A規格のメモリーカード「CEA-Mシリーズ」を6月16日に発売する。容量は960GBと1,920GBをラインアップ。価格はオープン。店頭予想価格(税込)は960GBが15万4,000円前後、1,920GBが28万6,000円前後。

VPG(Video Performance Guarantee)準拠のCFexpress Type Aメモリーカードとして世界最大という1,920GBを用意し、高画質データの長時間収録時にもメモリーカードの交換が不要な点を特徴としている。

転送速度は従来製品「CEA-Gシリーズ」と同様の最大読み出し800MB/s/最大書き出し700MB/s。曲げ強度や落下耐性を備えた「TOUGH」仕様になっている。

VPG速度は「CEA-Gシリーズ」のVPG400から引き下げられ、VPG200に対応。動画撮影では、XAVC S-I 4Kの高ビットレートで撮影した場合でも、コマ落ちの心配なく長時間記録できるという。なお、静止画で使用する場合は「CEA-Gシリーズ」と比較して、RAWで高速連写中の撮影可能枚数の減少や、バッファ解放までの時間が長くなる。

また、フラッシュメモリーの状態を診断するソフトや誤って消去した画像データを復元するソフトウェアが付属する。

本誌:佐藤拓