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ソニー、TOUGH仕様+RW1,000MB/sのポータブルSSD

500GB・税込2万5,300円から3容量をラインアップ

ソニーは、TOUGH仕様のポータブルSSD「SL-M」シリーズを6月19日に発売する。価格はオープン。容量ラインアップと店頭予想価格(税込)はそれぞれ、500GB(2万5,300円前後)、1TB(4万700円前後)、2TB(7万2,600円前後)。

読み書きともに最大で1,000MB/sの転送速度に対応したポータブルSSD。CP+2019でハイパフォーマンスモデルとして参考出品されていた製品とみられる。

ハイスピードとタフ仕様の両立を目指したとしており、連続した書き込みを繰り返しても初回の書き込み性能を維持できるという独自のスピード劣化制御技術を採用したコントローラーを搭載。TOUGHシリーズの特徴でもある衝撃や曲げ・防水防塵などの各種耐久性も確保しているという。

ボディはアルミ一体成型を採用。内部基盤の固定にフローティング構造を採用することで衝撃吸収に配慮した構造となっている。また、コネクター部にはシリコン製プレートを挟み込むことで防水・防塵にも配慮。構造体でコネクターを支えることで、ケーブルの抜き差しに伴う耐久性の向上も企図したつくりとなっているという。

耐久性は6,000kgfのプレスに耐えられるほか、3mからの落下(耐衝撃)、2,000kgf(曲げ強度)を確保。防水防塵はIP67に準拠したとしている。

20時40分追記;記事初出時に曲げ剛性を200kgfと記載していましたが、正しくは2,000kgfでした。該当部分を修正しました。

接続インターフェースはUSB Type-Cを採用。同社の家庭用ゲーム機PS4やPS5での動作も確認できているという。外形寸法は13×55×110mmで、質量は約130g。

製品にはUSB Type-C to USB Type-Cケーブルおよび、USB Type C to USB Type-Aケーブルが付属(長さはともに45.7cm)。ラバーバンド2本とラベルシールが同梱される。このほか、製品にはデータ復旧ソフト「Memory Card File Rescue」がダウンロード特典として付属する。

本誌:宮澤孝周