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3月のデジカメ国内出荷数は、ミラーレスが一眼レフに対して3倍近い伸びに

CIPA統計より

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が2020年3月のデジタルカメラ生産出荷実績(同工業会統計)を公開している。

公開された統計のうち、「デジタルカメラ生産出荷実績」によれば、デジタルカメラの総出荷台数は、レンズ交換式とレンズ一体型を合わせて計59万7,513台(前月比88.0%)。同じく総出荷台数の金額では217億6,336万8,000円(前月比73.2%)を記録。2月実績をみると、台数では67万9,043台、金額は297億3,340万4,000円となっており、1月起算でみると、2カ月連続での後退となっている。

このうち国内向けの出荷台数は、ミラーレスカメラが2万3,009台(金額:14億6,620万4,000円)、一眼レフカメラでは8,285台(金額:6億5,378万5,000円)となっており、レンズ一体型デジタルカメラでは、9万4,263台(金額:15億330万7,000円)となっている。

一眼レフカメラとミラーレスカメラを比較してみると、完全にミラーレスカメラ優位となっていることがわかる。その差は台数で約3倍近く、金額でも2倍以上の開きがあることが読み取れる。

国内向けの総出荷数に目を移すと、台数では10万2,009台だった2月から、3月では12万5,557台に伸長。123.1%の伸びを示している。一方、金額では43億2,987万円の2月実績から、36億2,329万6,000円となっており、大きく後退(73.2%)していることがわかる。

国外市場では、国内市場ほど顕著な開きはないものの、傾向としては同じ状況となっている。ミラーレスカメラは13万2,064台(94億7,837万4,000円)、一眼レフカメラは11万2,998台(47億91万円)、レンズ一体型デジタルカメラは、22万6,894台(39億6,078万8,000円)となっている。このうち、レンズ一体型のみ、2月実績(16万8,511台)から大幅な伸び(134.6%)を示す結果となっている。

一眼レフカメラとミラーレスカメラの比較では、国内はもとより、欧州を含めた国外でも、ともにミラーレスカメラ優勢の状況となっているが、唯一米州向けのみ一眼レフカメラ優位の状況(ミラーレスカメラ:2万7,464台、一眼レフ:3万5,647台。金額はミラーレスカメラが優位)となっている。

本誌:宮澤孝周