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Phase One、スタビライザー統合型の2億8,000万画素写真測量システム
150MPカメラを2基搭載 文化遺産デジタル化用の新システムも
2020年3月30日 14:34
280MP 航空撮影ソリューション
デュアルレンズの測量カメラ「iXM-RS 280F」を、航空機への搭載を想定したジャイロスタビライザーマウントと統合したシステム。受注を開始しており、フルソリューションでの価格は税別4,095万円から。
iXM-RS280Fは、1億5,000万画素(150MP)の水平撮影画像2枚から2億8,000万画素(280MP)の画像を生成するカメラシステム。RGB情報を取り込む90mmレンズを搭載している。近赤外カメラの追加により、農林業やパイプライン監視などに適する4バンド撮影も可能になるという。
iXH 150MPカメラシステム
文化遺産のデジタル化プロジェクトを高効率・高精度化するという製品。1億5,100万画素の裏面照射型CMOSセンサーを備え、A0サイズを300ppiでスキャンできるとしている。指定したPPIにカメラを自動配置する「PhaseOneオートコラムコピースタンド」も用意する。
レンズは、1億5,000万画素以上の解像度に最適化したPhase One 72mm Mk IIとSchneider Kreuznach 120mmをラインナップ。120mmレンズには21mmと42mmのエクステンションチューブも用意し、小さな被写体や35mmフィルムの複写に適するという。