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Phase One、1億5,100万画素の中判カメラ「XF IQ4 150MP」

新プラットフォーム採用の3機種が登場 モノクロ専用機も

Phase One Japan株式会社は8月29日、中判カメラシステム「XF IQ4シリーズ」を発表。受注を開始した。

トップエンドとなる「XF IQ4 150MP カメラシステム」は、世界初となる裏面照射型の1億5,100万画素センサーを搭載。RGBモデルとアクロマティック(白黒)モデルを用意。

「XF IQ4 100MPトリクロマティック カメラシステム」は、正確な色再現性が特徴という新世代のトリクロマティックセンサーを採用する1億100万画素のモデル。

税別の希望小売価格は、XF IQ4 150MPが559万9,000円、XF IQ4 150MP アクロマティックが615万9,000円、XF IQ4 100MP トリクロマティックが517万9,000円。いずれもBRレンズ(Blue Ring Lens)1本が付属する。

いずれも撮像面積は53.4×40mm。35mmフルサイズの約36×24mmフォーマット比で2.5倍、中判ミラーレスカメラの約44×33mmフォーマット比で1.5倍の大きさとしている。

IQ4シリーズは、新規開発のプラットフォームによりカメラ内部にアプリケーションを実装できるようになった。現像ソフトCapture Oneの画像処理機能をカメラに搭載したという「Capture One Inside」には、プレビュー品質の向上、カメラ内でのJPEG生成、フレームレートが高まったライブビュー表示などが含まれる。

加えて、ストレージはXQDとSDメモリーカードに対応。接続はWi-Fi、USB Type-C、Ethernetをサポートしている。

本誌:鈴木誠