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キヤノンEOS-1D X Mark IIIで、設定によりカメラが正常に動作しない不具合

ファインダー内水準器「表示しない」で回避 対策ファームウェアを準備中

キヤノンは3月25日、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark III」(ファームウェアVer.1.0.0)における不具合を告知。4月上旬に対策ファームウェアを公開するとしている。

確認された現象は、「ファインダー内表示の水準器を“表示する”に設定している場合に、AF-ONボタンやシャッターボタン等を操作しても、稀にカメラが正常に動作しないことがある」というもの。

回避方法として、ファインダー内表示の水準器を「表示しない」に変更する方法を案内している。

EOS-1D X Mark IIIは、キヤノンが2月14日に発売したプロ用一眼レフカメラ。2016年4月に発売した「EOS-1D X Mark II」の後継機として、イメージセンサーや画像処理エンジンをはじめ多くのデバイスを刷新した。連写速度は光学ファインダー撮影で最高約16コマ/秒、ライブビュー撮影で最高約20コマ/秒。実勢価格は税込88万円前後。

本誌:鈴木誠