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中判一眼レフカメラ「ライカS3」日本で3月28日に発売

6,400万画素CMOSセンサー採用 税別230万円

ライカカメラジャパン株式会社は、中判デジタル一眼レフカメラ「ライカS3」を3月28日に発売する。希望小売価格は税別230万円。

フォトキナ2018年に合わせて開発発表が行われ、2020年3月6日に海外での出荷開始がアナウンスされていた製品。日本国内での発売日と価格が決定した。前モデル「ライカS」(Typ007)からの主な進化点は、有効画素数が3,750万から6,400万に増えたCMOSセンサーや、Cinema4K解像度に対応した動画機能。

ライカSシステムは、2009年に発表したCCD機「ライカS2」に始まり、フォトキナ2014で発表したCMOS機「ライカS」(Typ007)と、ライカS2をベースとしたCCD機「ライカS-E」(Typ006)を展開。専用のライカSマウントレンズを用意している。Sを冠する同社デジタルカメラにはスキャナータイプの「ライカS1」(1996年)シリーズもあったが、こちらは一眼レフ用のRマウントを基本としており、システム自体の互換性はない。

本誌:鈴木誠