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ライカ、中判デジタル一眼レフカメラS3

画素数6,400万 ダイナミックレンジも拡大

ライカカメラ社は9月25日、中判デジタル一眼レフカメラの新機種「ライカS3」の発売を発表した。発売時期は2019年春以降の予定。

ライカS3では、新たに開発した6,400万画素の撮像素子を搭載。撮像素子のサイズは、前機種「S2」同様ライカプロフォーマットサイズ(45×30mm)を採用した。画像のアスペクト比は3:2。レンズマウントはミラーレスのLマウントではなく、S2と同じSマウント。

撮像素子を刷新したことにより、ダイナミックレンジが15段階に拡大。また最高ISO感度もISO 50000まで向上した。

連写速度は3コマ/秒。大型のファインダーを搭載する他、4KやフルHDでの動画撮影にも対応。

ライカS3は、2014年9月のフォトキナで登場したライカS(Typ 007)の後を受けるモデル。有効3,750万画素CMOSセンサー(30×45mm)を採用。ライブビュー、動画撮影などが搭載された製品だった。

【2018年9月26日】前モデルとして紹介したライカS2に関する解説を削除しました。前モデルは正しくはライカSになります。

【2018年9月28日】ライカS3の前モデル、ライカS(Typ 007)について追記しました。

本誌:宮澤孝周