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キヤノン、EOS 90DとEOS RPに最新ファームウェア

動画撮影時のフレームレート追加など

EOS 90D+EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM

キヤノンは10月31日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 90D」およびミラーレスカメラ「EOS RP」の最新ファームウェアを公開した。

EOS 90D(Version 1.1.1)

更新内容は、4KおよびフルHD動画撮影時のフレームレートに23.98pを追加したことと、EF 85mm f/1.8 USMとEF 100mm f/2 USM使用時に「Err 01」と表示されていた不具合の修正の2点。

EOS 90Dは2019年9月に発売された同社最新の一眼レフカメラ。APS-Cサイズの有効約3,250万画素のデュアルピクセルCMOS AF対応センサーを搭載し、ファインダー撮影時で最高約10コマ/秒をほこる。ボディのみの実勢価格は、税込16万5,000円前後。

EOS RP(Version 1.4.0)

更新点は2つ。1つ目は、フルHD動画撮影時のフレームレートで23.98pを追加したこと。2つ目は、RF85mm F1.2L USM DSへの対応。

EOS RPは、35mm判フルサイズ相当、有効約2,620万画素のCMOSセンサーを搭載するミラーレスカメラ。キヤノンRFマウントを採用している。ボディのみの実勢価格は、税込17万6,500円前後。

このほど対応した「RF85mm F1.2 L USM DS」は、発売済みの「RF85mm F1.2 L USM」の光学系にボケ像のエッジを滑らかにする「DS(Defocus Smoothing)コーティング」を加えた中望遠レンズ。12月の発売が予告されている。

EOS RP

本誌:宮澤孝周