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モノクロ専用M型ライカにアンディ・サマーズコラボモデル

本人撮影の写真作品をボディにコラージュ

ライカカメラジャパンは、モノクロ撮影専用センサーを搭載したデジタルレンジファインダーカメラの限定モデル「ライカ M モノクローム “Signature” by Andy Summers」を9月25日に発売した。世界50セットの限定販売で、一部のライカストアで取り扱う。販売価格は税別190万円。

ロックバンド「ポリス」のメンバーで、ギタリストとしてのほか写真の分野でも活動しているアンディ・サマーズとのコラボレーションモデル。レンズは「ズミクロンM f2/35mm ASPH.」が組み合わされている。このほか、フェンダーのギターをモチーフにしたカメラストラップとOberwerth製のブラックレザーのシステムケースがセットになっている。

限定モデルでは、同じくアンディ・サマーズがフェンダー社とコラボしたギター「Andy Summers Monochrome Strat」のデザインを取り入れており、赤いラインをモチーフにしたアンディ氏のサインをカメラのトップカバーに刻印したほか、同氏が撮影した写真をコラージュして外装にちりばめている。同社では「写真と音楽の異なるクリエイティビティを高い次元で融合させた製品」だとしている。

このデザインに関して、同氏は「写真撮影とは、一冊の本からページをいくつか破り取り、それらを入れ替えてビジュアル的に新たに構成し直す体験だと、私はいつも考えています。写真のコラージュをデザイン要素として前面に押し出した『ライカ M モノクローム “Signature”』は、そんな私の考えを形にした製品だといえるでしょう」とコメントしている。

製品のカラーはツヤありのブラック(ペイント仕上げ)で、ダイヤルなどの操作部はシルバークローム仕上げとなっている。このシルバーカラーもコラボギターの意匠にあわせたものだという。

本誌:宮澤孝周