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auスマホの2019夏モデル、トリプルカメラ機種が複数登場

ソニーの「Xperia 1」など Android 9 Pie搭載

Xperia 1

auは5月13日、2019年夏モデルとなるスマートフォン8機種とフィーチャーフォン1機種を発表。本稿ではその中から、特にカメラ機能に特徴がある端末について取り上げる。

Xperia 1(ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社)

約6.5型(3,840×1,644ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載するモデル。6月中旬発売。

メインカメラは3つ搭載。それぞれ画角は35mm判換算16mm/26mm/52mm相当の構成で、約1,220万画素のセンサーを組み合わせている。ミラーレスカメラのαシリーズで培ったという瞳AF機能や、光学式と電子式を組み合わせたハイブリッド手ブレ補正機構も備える。

インカメラは有効約800万画素。記録メディアはmicroSDXC(最大512GB)。

外形寸法は約167×72×8.2mm(最厚部約9.0mm)。重量は約178g。

フルセグ/ワンセグ、おサイフケータイに対応。ワイヤレス充電は非対応。

なおXperia 1は、ソフトバンクからも6月中旬に発売されることが明らかになっている。

Galaxy S10+(Samsung Electronics Co., Ltd.)

約6.4型(3,040×1,440ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載するモデル。5月23日発売。

メインカメラは超広角(約1,600万画素)、広角(約1,200万画素)、望遠(約1,200万画素)で、広角カメラは「デュアルアパチャー」機構により明るい環境では絞りがF1.5からF2.4に切り換わるという。

各カメラの35mm判換算焦点距離は明記されていないが、超広角カメラの画角は約123度。また望遠カメラの画角は"光学2倍ズーム"とあるため、広角カメラの2倍の焦点距離を持つと見られる。

インカメラは約1,000万画素と800万画素のデュアル構成。

記録メディアはmicroSDXC(最大512GB)。

外形寸法は約158×74×7.8mm(最厚部8.4mm)。重量は約175g。

フルセグ/ワンセグ、おサイフケータイ、ワイヤレス充電に対応。

なお、約6.1型モデルの「Galaxy 10」もGalaxy S10+と同じく5月23日に発売。メインカメラが超広角/広角/望遠のトリプルカメラ構成である点などが共通している。

HUAWEI P30 lite Premium(HUAWEI TECHNOLOGIES CO., LTD.)

約6.1型(2,312×1,080ピクセル)の液晶ディスプレイを搭載するモデル。5月下旬発売。

メインカメラは、製品画像で読める本体記載によると、35mm判換算27mm相当の約2,400万画素。超広角のカメラも備える。製品紹介動画では撮影画面に画角を選ぶボタンが2つしかないため、トリプルカメラ構成のうちの1つは通常のカラー撮影用ではなく、被写界深度測定などに用いられるものと考えられる。インカメラは有効約2,400万画素。

記録メディアはmicroSDXC。フルセグ/ワンセグ、おサイフケータイ、ワイヤレス充電のいずれも非対応。

外形寸法は約153×73×7.5mm(最厚部8.7mm)。重量は約159g。

HUAWEI P30シリーズの中では、ライカと共同開発したカメラ機能を搭載する「P30 Pro」および「P30」が海外で発売済みだが、まだいずれも国内発売に関するアナウンスはない。

本誌:鈴木誠