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パナソニック、EVF搭載光学30倍ズームモデル「LUMIX TZ95」
ズームバック機構を新たに装備 Bluetooth V4.2に対応
2019年4月8日 13:10
パナソニックは、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX TZ95」を4月25日に発売する。カラーはブラックとホワイト。希望小売価格はオープン。店頭予想価格は税別5万5,000円前後。
2017年6月に発売された「LUMIX DC-TZ90」の後継となるモデル。前モデルから引き続き、有効2,030万画素の1/2.3型CMOSセンサーと焦点距離は35mm判換算24-720mm相当の30倍ズームレンズ「LEICA DC VARIO-ELMAR 24-720mm/F3.5-6.4」を搭載するほか、手ブレ補正機構(静止画時POWER OIS/動画時5軸ハイブリッド)や感度設定範囲ISO 80-3200(拡張ISO 6400)に対応する。
本モデルの進化点は、EVFが1型センサー搭載モデルのLUMIX TX2譲りの233万ドット(倍率は0.53倍)になったほか、Bluetooth v4.2を新たに搭載し、スマートフォンへの常時接続やジオタグデータの常時転送、リモートコントロール対応など連携操作が強化されている。
このほか、ハード面では一時的に広角側へ画角を変える「ズームバック機構」が搭載され、被写体を見失った場合に素早く探せるようになった。
4Kフォトを応用した撮影機能にも引き続き対応しており、新たに動く被写体の軌跡を1枚に合成する「軌跡合成」とあらかじめ設定しておいた位置に被写体の動きや顔がきたカットに自動でマークがつく「4Kフォト オートマーキング」を搭載した。これまで同機能には「フォーカスセレクト」「比較明合成」「フォーカス合成」があった。
背面モニターは3.0型のタッチ対応104万ドットを前モデルから引き続き搭載する。180度のチルト操作対応も変更なし。
自分撮りに関しては、背景を広くとることができる広角4Kセルフィー(15fps)に新たに対応。また人物モードでビューティー効果が得られる「スリム・美肌」が搭載された。
撮像素子
有効2,030万画素1/2.3型CMOSセンサー
レンズ
LEICA DC VARIO-ELMAR 24-720mm/F3.5-6.4
シャッター速度
4〜1/2,000秒(メカシャッター)、1〜1/16,000秒(電子シャッター)
連写
AFS:10fps、AFC:5fps
連続撮影枚数(RAW)
26枚以上
ISO設定感度
ISO 80-3200(拡張ISO 6400)
4K動画記録
3,840×2,160/30p、24p(最大15分)
ファインダー
0.21型233万ドット相当(倍率は0.53倍)
背面モニター
3.0型104万ドット(タッチ・180度チルト対応)
ネットワーク
Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth Ver.4.2
撮影可能枚数
モニター:380枚
LVF:250枚(eco30fps時は340枚)
外形寸法
112.0×68.8×41.6mm
質量
約328 g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)、約286g(本体)