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1型センサー&15倍ズーム パナソニックのコンパクトカメラ「LUMIX TX2」
ボディはほぼそのままで10倍→15倍 Bluetooth LEも
2018年2月14日 13:11
パナソニック株式会社は、1型イメージセンサー採用のレンズ一体型カメラ「LUMIX TX2」を3月15日に発売する。光学15倍ズームをはじめ、被写体への対応力に優れるトラベルズームモデル。
希望小売価格はオープン。店頭予想価格は10万円前後の見込み。
光学15倍ズームレンズ
前モデルLUMIX TX1(2016年3月発売)は、1型センサー搭載のポケットタイプモデルとしては異例の光学10倍ズームレンズが特徴だった。
後継モデルのTX2では、TX1をしのぐ光学15倍ズームレンズを搭載。35mm判換算での焦点距離は24-360mm相当(TX1は25-250mm相当)。開放F値はTX1のF2.8-5.9より暗くなり、F3.3-6.4になっている。
さらに、広角端でレンズ前3cmまで被写体に寄れるマクロ性能を持つなど、幅広い被写体対応力を有している。
倍率0.53倍のEVF
0.21型とほぼ同サイズのパネルサイズながら、ファインダー倍率が0.45倍から0.53倍へとアップ。そのため、TX1より見やすくなっている。ドット数は233万ドット。
Bluetooth LE機能
スマートフォンとTX2がBluetoothで常時接続されることで、スマートフォン側からだけの操作でWi-Fi接続がスタートしたり、撮影するたびに撮影画像がスマートフォンに転送されるようになる。リモートコントロールもBluetooth接続で行われ、TX2の電源ON/OFFもスマーフォンから可能。ジオタグデータの自動転送もBluetooth経由で常時行われるようになる。
4Kフォトの進化
TX1になかったフォーカス合成と4Kフォト一括保存が実装された。
また、LUMIX GX7 Mark IIIと同様、他のLUMIXにないオートマーキングや軌跡合成も4Kフォト内で利用可能だ。
撮影可能枚数がアップ
液晶モニター使用時の撮影可能枚数が、300コマから370コマに向上。
ただしEVF使用時は260コマから250コマへと若干減少している。同じくEVF使用時でも、「eco30fps」時は350コマの撮影が可能だ。
その他の進化
LUMIX GX7 Mark II(2016年5月発売)から搭載されたL.モノクロームがフォトスタイルに追加。絞り/フォーカスブラケットなども新しく装備されている。
外観
TX1のシームレスなデザインを引き継ぎながら、グリップ部に赤いラインが追加された。レンズ交換式の高級モデル、LUMIX G9 PROやLUMIX GH5Sを思わせる意匠だ。
レンズ周りのローレットおよび焦点距離表記は、マイクロフォーサーズ用レンズ「LEICA DG LENS」と同様のデザインに揃えられた。
主な仕様
★はTX1からの主な進化
撮像素子
1型有効2,010万画素高感度MOSセンサー
レンズ
LEICA DC VARIO-ELMAR
焦点距離24-360mm相当(35mm判換算)F3.3-6.4★
マクロ3cm(広角端)★
連写
10コマ/秒(AFS)6コマ/秒(AFC)
EVF
0.21型233万ドット相当★
倍率0.53倍★
動画
4K(3,840×2,160)30p
FHD(1,920×1,080)60pなど
記録メディア
SDXC/SDHC/SDメモリーカード
ワイヤレス通信
IEEE 802.11b/g/n
Bluetooth Low Energy★
外形寸法
111.2×66.4×45.2mm
質量
340g(バッテリー、カード含む)
298g(本体のみ)