ニュース
ニコン、超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」を海外発表
Zマウントレンズのロードマップが更新
2019年1月8日 12:05
ニコンは1月8日、海外でZマウントレンズ「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」を開発発表した。日本国内での発売時期や価格に関する情報はまだないが、米国Webサイトには1,299.95ドルと記載されている。
ミラーレスカメラZシリーズ用の超広角ズームレンズ。焦点距離14mmをカバーするフルサイズ機対応のレンズとして初めて、前面へのフィルター装着に対応したとしている。発売済みの24-70mmズームレンズと同様に沈胴式の鏡筒を採用したことで、携帯時の省スペース化も実現している。
同レンズは2018年8月に発表された開発ロードマップに「14-30mm f/4」として存在しており、今回初めて具体的な製品名が明らかになった。なお、同ロードマップ上では大口径の「14-24mm f/2.8」も2020年に発売予定となっている。
レンズ構成は12群14枚(EDレンズ4枚、非球面レンズ4枚を含む)。ゴーストやフレアを低減するナノクリスタルコートに加え、レンズ最前面には汚れ対策のフッ素コートを施している。Zレンズには、ナノクリスタルコート採用の誇りを示す「N」のバッジは付かない。
最短撮影距離は0.28m。最大撮影倍率は0.16倍。絞り羽根は7枚。最小絞りはF22。
レンズ側の手ブレ補正機構「VR」は非搭載。手ブレ補正はカメラボディ側に任せている。
最大径×全長は約89×85mm。重量は約485g。フィルター径は82mm。