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ペンタックスのAPS-C超広角ズーム「DA★11-18mmF2.8ED DC AW」が発売に

風景/星景撮影の使いやすさを意識した設計

リコーイメージングは、ペンタックス一眼レフカメラ用の交換レンズ「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW」を2月22日に発売する。希望小売価格は税別21万円。

35mm判換算17-27.5mm相当の画角を得られるAPS-C用レンズ。KAF3マウントを採用する。次世代のスターレンズとして開発された1本で、CP+2018で参考展示していた。本レンズの追加により、F2.8のスターレンズシリーズが超広角から望遠域までカバーすることとなる。

鏡筒は防塵防滴仕様。レンズを結露しにくくするヒーターを巻きつけるスペースを確保し、レンズ部に熱が伝わりやすいよう金属の枠を用いた。また、任意のピント位置で固定するフォーカスクランプ機構(鏡筒側面にある「CLAMP」のスイッチ)を装えるなど、風景撮影や星景撮影での使いやすさを意識している。レンズ前面には汚れに強いSPコーティングを施した。

シャッターボタン半押しのままマニュアルフォーカスに移行できるクイックシフト・フォーカスに対応。

レンズ構成は11群16枚。最短撮影距離は30cm。フィルター径は82mm。

絞り羽根は9枚。最小絞りはF22。点光源に発生する光芒を抑え、開放から広角側でF4.5、望遠側でF5.0まで柔らかなボケが得られるという。

最大径×長さは約90×100mm。重量は約704g(フード付きで約739g)。

付属のレンズフードPH-RBF82。

本誌:鈴木誠