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Phase One、新しいマスクツールを搭載した「Capture One 12」
メニュー構成とUIを見直し ソニー/富士フイルム用も
2018年11月30日 18:52
Phase One Japan株式会社は11月30日、RAW現像やテザー撮影に対応するパソコン用ソフト「Capture One 12」をリリースした。
メニュー構成とインターフェイスを見直し、わかりやすく進化させたという最新バージョン。新しいマスキングツール(輝度、リニアグラデーション、円形グラデーション)によるワークフローの改善を編集機能面での特徴としている。
500機種以上のRAWファイルと、500種以上のレンズプロファイルをサポート。Capture One 12では、新たにニコンの「Z 7」「Z 6」、キヤノンの「EOS R」「EOS M5」をサポートした。
また、富士フイルム製品のサポートを強化し、XシリーズおよびGFXシリーズの絵作り機能「フィルムシミュレーション」も正確に読み込めるようになったという。
加えて、新しいプラグイン機能でサードパーティ開発者による様々なサービスやアプリケーションをCapture Oneに接続可能とした。開発者は、無償ダウンロードできるCapture One Plugin SDKを使って、共有、外部編集ソフトへの送信、他のソフトで画像を開くといったタスクのプラグインを開発・活用できるとしている。
ソフトウェアのバージョンは3通り。
Capture One Pro 12
500機種以上におよぶ対応カメラの全てをサポート。永久ライセンス(3万9,100円)もしくはサブスクリプション契約(24ユーロ/月〜)が可能。30日間、機能制限なく試用可能。
Capture One Pro Sony 12 / Capture One Pro Fujifilm 12
それぞれ、ソニーもしくは富士フイルムのデジタルカメラのみをサポート。オンラインストアでの購入もしくは月額19ユーロから使用可能。