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8月のデジタルカメラ出荷は2割の増加

国内交換レンズ市場は微減に

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は10月1日、2017年10月のデジタルスチルカメラおよび交換レンズ出荷統計を発表した。

(カッコ内は前年同月比)

デジタルスチルカメラ

デジタルスチルカメラの総出荷台数は、198万8,945台(125.6%)。総出荷金額は643億7,863万4,000円(123.4%)。いずれも20%越えの伸張となった。

そのうち日本向けは26万7,411台(109.9%)、76億8,692万6,000円(107.9%)。

総出荷に占めるレンズ交換式の割合は、台数49.96%、金額74.91%。レンズ交換式における一眼レフとノンレフレックス(ミラーレス)の比率は、台数・金額ともにおよそ7:3。

前年(2016年)は熊本地震による供給不足の影響で、5月〜8月の期間に大きく低迷していた。しかし9月から12月に向けては反発を見せている。9月からの実績に注目したい。

出典:一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)

交換レンズ

交換レンズの総出荷は、164万7,579個(105.3%)、354億3,939万2,000円(123.0%)。

そのうち日本向けは17万6,995個(94.1%)、41億9,510万6,000円(93.2%)。カメラと異なり、こちらは前年実績を割り込んでいる。

出典:一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)

本誌:折本幸治