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シグマ、Sportsラインに70-200mm F2.8
マグネシウム合金で軽量化 ファンクションボタンも搭載
2018年9月26日 18:28
株式会社シグマは、ドイツで開催中のフォトキナ2018において、大口径望遠ズームレンズ「SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports」の開発を発表した。シグマ用のほか、ニコン用、キヤノン用のマウントで展開する。発売日および価格は未定。
マグネシウム合金を採用することで、軽量性と堅牢性の両立を図ったF2.8通しの大口径望遠ズームレンズ。同社Sportsラインに属する製品。大口径望遠ズームではフラッグシップ位置付けられる。
光学性能・堅牢性・機動力の面でプロに求められるパフォーマンスを発揮するように開発したとしており、オールラウンドに使用できるF2.8の70-200mmとして訴求する。
光学面ではFLDガラス9枚に加え、SLDガラスを1枚採用。これにより色収差の徹底補正を図ったという。これら計10枚の特殊低分散ガラスにより、画面周辺部まで高い解像を実現。球面収差も最適化することでボケ味にも配慮。ポートレートにも活用できるとしている。
この他、加速度センサーを搭載。最新のアルゴリズムを採用することで全方向の流し撮りにも対応する。
レンズ最前面には撥水防汚コーティングを施している。
三脚座近傍には、カスタマイズ可能なAFファンクションボタンを実装。SIGMA USB DOCKを用いて機能の割り当てが可能。
三脚座は着脱が可能。アルカスイスタイプの雲台やクランプに直接取り付けることができる他、縦横の撮影位置の変更がしやすいよう90度ごとにクリックがつけられている(デクリックも可能)。材質はマグネシウム合金を採用。
テレコンバーターは「TC-1401」および「TC-2001」に対応。TC-1401では98-280mm F4、TC-2001では140-400mm F5.6の超望遠レンズとして使用できる。
既存他ラインのレンズ同様、マウントコンバーターMC-11やSIGMA USB DOCKが使用できるほか、マウント交換サービスを受けることができる。