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富士フイルム、GFX 50S/X-H1/X-Pro2/X-T2の最新ファームウェアを公開
GFX 50Sのテザー撮影プラグインも更新
2018年7月23日 12:24
富士フイルムは7月19日、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM GFX 50S」「FUJIFILM X-H1」「FUJIFILM X-Pro2」「FUJIFILM X-T2」の最新ファームウェアを公開した。併せて、GFX 50Sのテザー撮影用プラグインも最新バージョンが公開されている。
それぞれの更新内容は次の通り(引用)。
GFX 50S(バージョン3.20)
・フォルダー選択・フォルダー作成機能追加
フォルダー選択・フォルダー作成機能は記録フォルダーを別のフォルダーに切り換えたり、5桁のフォルダー名を入力してフォルダーを新規作成し、次に撮影する画像をそのフォルダーに保存することができます。
X-H1(バージョン1.11)
・連写撮影やバックアップ記録もしくはRAW/JPEG分割記録で撮影したとき、稀に「記録できませんでした」エラーとなる現象を改善しました。
・バッテリーを抜き差しした後に電源をONしたとき、稀にメニュー画面の表示異常や初期設定画面に戻る現象を改善しました。
X-Pro2(バージョン5.00)
・撮影モード時の情報表示内容の拡大表示とカスタマイズ設定
撮影モード時に表示されるGUIアイコンや情報表示をLCD、電子ビューファインダー、光学ファインダーそれぞれで拡大表示できます。拡大表示時に撮影モード画面内に表示する情報をカスタム設定することができます。
・フリッカー低減機能追加
フリッカー低減は、蛍光灯や水銀灯など照明のちらつきがある不安定な光源下での連写撮影でも安定した露出を実現し、インドアスポーツの撮影などで威力を発揮します。
・フォルダー選択・フォルダー作成機能追加
フォルダー選択・フォルダー作成機能は記録フォルダーを別のフォルダーに切り換えたり、5桁のフォルダー名を入力してフォルダーを新規作成し、次に撮影する画像をそのフォルダーに保存することができます。
・像面位相差AF性能の向上
新たなAFアルゴリズムにより像面位相差AF性能が向上しました。
1) 低照度限界を0.5EVから-1EVへ約1.5段分拡張し、暗所でのAF速度・精度が向上。
2) 像面位相差AFが動作する最小小絞りをF8からF11へ拡大。被写界深度を深くする場合や、超望遠ズームレンズ「フジノンXF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」に2倍テレコンバーター「XF2X TC WR」を装着して使用する場合などでも、像面位相差によるAFが可能となりました。
3) ズーム操作中のAF-C機能が向上し、被写体が激しく動くスポーツ撮影などで威力を発揮します。
4) 捕捉性能の向上により、野鳥や動物の毛並みのような微細なテクスチャーを持つ被写体でも精緻に撮影が可能となりました。
・カメラ設定の保存・読み出し機能にカスタム登録/編集の設定内容を追加
無償ソフトウエア「FUJIFILM X Acquire」(Ver.1.7以降)を介して、USB接続によるPC上でのカメラ設定の保存・読込み機能において、カスタム登録/編集で設定した内容も保存・読込みができるようになりました。
X-T2(バージョン4.20)
・フォルダー選択・フォルダー作成機能追加
フォルダー選択・フォルダー作成機能は記録フォルダーを別のフォルダーに切り換えたり、5桁のフォルダー名を入力してフォルダーを新規作成し、次に撮影する画像をそのフォルダーに保存することができます。
Adobe Photoshop Lightroom Classic CC / 6 用 GFXカメラ専用テザー撮影プラグイン"FUJIFILM Tether Plugin PRO for GFX" Ver.1.9.0
・FUJIFILM GFX 50Sの「フォルダー選択・フォルダー作成」に対応しました。
GFX 50S(Ver.3.20以降)のカメラを接続すると、PCモードからでも記録フォルダーを別のフォルダーに切り換えたり、5桁のフォルダー名を入力してフォルダーを新規作成し、次に撮影する画像をそのフォルダーに保存することができます。
接続するカメラのファームウエアは、GFX 50S(Ver.3.20)より対応しています。対応以前の場合はファームウエアの更新を行ってください。