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富士フイルム「GFX 50S」の最新ファームウェアが公開

フォーカスブラケットや「35mmフォーマットモード」を追加

FUJIFILM GFX 50S

富士フイルムは3月13日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX 50S」の最新ファームウェアおよび関連ソフトウェアを公開した。

GFX 50S(Ver.3.00)の更新内容は次の通り。
・「フォーカスブラケット」機能追加
・「35mmフォーマットモード」でのクロップ撮影機能追加
・GFX 50S用アクセサリー「H MOUNT ADAPTER G」のアップデート

フォーカスブラケットは、ピントの位置を少しずつずらしながら1回のレリーズで最大999コマまで撮影できる機能。ピントの移動量は10段階から選べる。

35mmフォーマットモードは、他社製マウントアダプターで35mm判のレンズを使う場合などに、中央部の36.0mm×24.0mm(30.5M)のみを記録する。JPEGおよびRAW記録に対応。レンズ接点を持つ一部のマウントアダプターでは使えない場合もあるという。

なお、3月13日公開の「Adobe Photoshop Lightroom Classic CC / 6 用 GFXカメラ専用テザー撮影プラグイン"FUJIFILM Tether Plugin PRO for GFX"」Ver.1.8も、35mmフォーマットモードへの対応を含んでいる。

H MOUNT ADAPTER Gは、対応する富士フイルムGX645AFマウントおよびハッセルブラッドHマウントレンズの絞りとレンズシャッターが動作するマウントアダプター。ダウンロードページに動作確認済みリストが公開されている。

GFX 50S経由でH MOUNT ADAPTER GのファームウェアをVer.1.10(3月13日公開)にアップデートすることにより、新たに「HTS 1,5 TILT AND SHIFT ADAPTER」に対応する。

本誌:鈴木誠