ベンキュー、5.5万円のハードウェアキャリブレーションディスプレイ

ベンキュージャパン株式会社は、24.1型ディスプレイ「SW240」を3月24日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込5万5,000円前後のみ込み。

ハードウェアキャリブレーションに対応するほか、Adobe RGBカバー率99％、sRGBカバー率100％といった広色域表示が可能な写真家向けのディスプレイ。

IPSパネルを採用し、解像度は1,920×1,200ドット（WUXGA）。製造段階でのキャリブレーションを実施するほか、別売のキャリブレーター（X-Rite i1 Display Pro/i1 Pro/i1 Pro 2、Datacolor Spyder 4/Spyder 5）によるハードウェアキャリブレーションも可能。

また、10bitカラーディスプレイ及び14bit 3D LUTの採用により、厳密な色再現ができるとしている。

コントラスト比は1,000：1（DCR 2,000万：1）、輝度は250cd/平方m。視野角は上下左右178度。応答速度は12m秒（GTG 5m秒）。

3つのプリセットカラーモード（Adobe RGB、sRGB、モノクロ）を簡単に切り替えられるホットキーも備えており、編集前の写真をそれぞれのカラーでシミュレーション表示できる。モノクロモードは3種類を備える。

入力端子はDVI-D、HDMI1.4、Display Port1.2。

外形寸法は532×428～542×227mm、重量は6.7k。

オプションで遮光フードを用意する。