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2017年12月の新品・中古デジカメ売上ランキング
新品・中古ともフルサイズのソニー、ニコンがワンツー D850は供給が潤沢ならトップ狙えたか
2018年1月15日 17:09
シュッピン株式会社は1月12日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2017年12月1日~12月31日の新品・中古デジタルカメラ売上ランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:SONY α7R III
2位:Nikon D850
3位:OLYMPUS PEN E-PL8
4位:Canon EOS 6D Mark II
5位:FUJIFILM X100F
6位:Panasonic LUMIX DMC-LX100-K
7位:OLYMPUS Tough TG-5
8位:Canon EOS 5D Mark Ⅳ
9位:SONY α7 II
9位:FUJIFILM X-T2
11月のランキングに引き続き、ソニーのミラーレスカメラ「α7R III」が2位下に圧倒的な強さを見せつけた。また、9位にランクインした「α7 II」もスタンダードなフルサイズミラーレスカメラとして定着し、ランキングの常連となった。
2017年は、ソニーの躍進の年といえるという。同社では、キヤノン、ニコンを脅かす存在というだけでなく、カメラ愛好家にミラーレスカメラを浸透させた存在としても、カメラ業界に与えた影響は多大であると推察している。
2位には、ニコンの一眼レフカメラ「D850」がランクイン。以下、3位にオリンパスのミラーレスカメラ「OLYMPUS PEN E-PL8」など、バラエティに富んだ顔ぶれとなっている。
これは、年末になり幅広い客層が購入したことが要因のひとつだという。
また、本格的な一眼レフカメラだけでなく、小型機も販売台数を伸ばしており、中でも久々にランクインしたパナソニックのコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX100」は、生産完了となり人気が再燃した。
中古デジカメ販売月間ランキング
1位:SONY α7R II
2位:Nikon D810
3位:SONY α7 II
4位:Canon EOS 6D
5位:Nikon D750
6位:Canon EOS 7D Mark II
7位:Canon EOS 5D Mark III
8位:Canon EOS 5D Mark IV
9位:FUJIFILM X-T2
10位:Nikon D500
ソニーのミラーレスカメラ「α7R II」が1位を獲得。これは、「α7R III」への買い替えにより、中古商品数が増えたことが要因だと分析。
また、2位にランクインしたニコンの一眼レフカメラ「D810」については、「D850」の生産台数が潤沢でさえあれば、買い替えによる中古商品数の増加により1位を狙えたかもしれないという。
キヤノン製品は、10位以内に4機種がランクイン。新品デジカメ販売月間ランキングでも4位と8位にランクインしており、いつも通りの好調を維持している。
なお、中古・新品共に、ソニーの「α7 II」(3位/9位)、キヤノンの「EOS 5D Mark IV」(8位/8位)、富士フイルムの「FUJIFILM X-T2」(9位/9位)の3機種がランクインした。