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Map Camera、9月の新品・中古デジカメ売上ランキングを発表
ニコン勢強し D850など上位を占める
2017年10月23日 07:01
シュッピン株式会社は10月19日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2017年9月1日~9月30日の新品・中古デジタルカメラ売上ランキングを発表した。
新品デジカメ販売月間ランキング
1位:ニコン D850
2位:ニコン D5600
3位:ニコン D750
4位:キヤノン EOS 6D Mark II
5位:富士フイルム FUJIFILM X100F
6位:ソニー α7 II
7位:ニコン D7500
8位:ニコン D500
9位:ソニー RX100 V(DSC-RX100M5)
10位:キヤノン EOS 5D Mark Ⅳ
9月8日に発売したニコンのデジタル一眼レフカメラ「D850」が、2位以下に大差をつけて首位を獲得した。
また、2位、3位と上位を独占したほか、7位、8位にも同社製品がつけるなど、ランキングトップ10に5製品が並んでいる。
なお、エントリーモデルから中級・ハイアマチュア向けの製品がランクインしており、あらゆる層に支持されているのが特徴といえる。
前回のランキングでは、首位だったキヤノンの「EOS 6D Mark II」が4位に後退。定番機種ともいえる「EOS 5D Mark Ⅳ」が10位になるなど、キヤノン勢とニコン勢の勢いが逆転した月となった。
これまで好調だったソニーも2機種のみランクインと、ランキングの様相は大きく変わっている。
中古デジカメ販売月間ランキング
1位:キヤノン EOS 6D
2位:キヤノン EOS 5D Mark III
3位:ニコン D810
4位:ニコン D750
5位:ニコン D800
6位:キヤノン EOS 7D Mark II
7位:キヤノン EOS 7D
8位:キヤノン EOS 5D Mark Ⅳ
9位:ソニー α7 II
10位:オリンパス OM-D E-M1 Mark II
中古デジカメ販売月間ランキングでは、8位までにキヤノン製品が5機種ランクインするなど、堅実な強さをみせている。
注目は、2016年9月8日に発売された「EOS 5D Mark Ⅳ」のランクインだ。8月までは常に、新品デジカメ販売月間ランキングの上位に位置付けていたが、9月では10位に後退。同社では、この現象について、買替えの対象になったと推測している。
ニコン製品では、「D810」「D800」「D750」と主力がランクインした。
同社によると、中古で販売台数が多いということは、それだけたくさんの品数がある=たくさん売られているということであり、キヤノン・ニコン製品の買取がいかに多くの支持を得られているかを物語っているという。