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赤道儀/タイムラプスモード搭載の小型電動雲台
回転設定は5度単位 モバイルバッテリーでの駆動も
2017年10月26日 12:00
スリック株式会社は、小型・軽量でスクエアデザインの電動雲台「ECH-630」を11月10日より販売する。希望小売価格は税別5万7,900円。
本製品は、天体を追尾する赤道儀機能とタイムラプス撮影を行う際に便利な回転モードを搭載した電動雲台。
液晶ディスプレイを搭載し、モード変更などを確認しながら操作できる。
大小2つの北極星のぞき穴とVカット溝により、極軸あわせが簡単なのも特徴。大きなのぞき穴(7mm)でおおまかに合わせ、小さなのぞき穴(4mm)で微調整が行える。
また、別売の微動雲台「SMH-250」(税別1万2,800円)を使用すれば、より簡単に極軸合わせが行える。
電源には、単3形電池を4本使用するほか、マイクロUSBポートによる給電にも対応(USB給電時にも電池は必要)する。
ダブルネジアダプターを付属し、U1/4ネジ(小ネジ)とU3/8ネジ(大ネジ)の両方に対応。
赤道儀モードは、恒星、月、太陽時、星景(0.5倍速)、南天・北天に対応。
タイムラプスは、右回転、左回転、往復に対応。また、回転角度は5度-360度(5度単位)、エンドレス。回転速度は1回転あたり48時間、24時間、12時間、6時間、3時間、1.5時間、1時間、30分、15分に対応する。
外形寸法は84×86×65mm(突起部含まず)。重量は630g。赤道儀モード使用時の最大搭載重量は5kg(モーメント荷重20kg・cm以下、回転中心より10cmで約2kg)。タイムラプスモード使用時の最大搭載重量は本体テーブル面と地面が水平に近い状態で5kg、本体テーブル面と地面が垂直に近い状態で2kg(モーメント荷重20kg・cm以下、回転中心より10cmで約2kg)。