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Syrp、Wi-Fi制御に対応した電動パノラマ雲台「Genie Mini II」

タイムラプスやビデオ撮影に

ヴァイテックイメージング株式会社は、Syrpのタイムラプスやビデオ撮影用モーションコントロールデバイス「ジーニーMini」の第2世代モデル「Genie Mini II」(SY0033-0001)を10月18日に発売する。希望小売価格は税別3万5,000円。

Genie Mini IIでは、新たに無線LAN(Wi-Fi)機能を搭載。専用アプリを利用して、スマートフォンやタブレットから本体やカメラの動作を設定・制御できる。また、専用アプリを利用し、将来的に機能拡張が可能になるという。

さらに、Wi-FiやBluetooth V4.2(従来はV4.0)の搭載に加え、インターフェースをUSB Type-Cに変更(従来はmicro USB)。制御端末との接続の安定性が向上しているという。

別売品の「パン・ティルトブラケット」(SY0003-0001)と2台の「Genie Mini II」の組合せにより、パン・ティルト両方の複合動作に対応可能。

同じく別売の「プロダクトターンテーブル」(SY0025-0001)と組み合わせれば、360度アングルの商品撮影にも対応できる。

なお、外形寸法や重量は従来機と同等となるが、電気回路を新設計しているため、バッテリーの駆動時間が異なっている。

また、ソフトウェア対応については、モーションビデオ、タイムラプス、プロダクトターンテーブルモードなどは同じように利用可能だが、パノラマ最大段数が2から5へと向上。キーフレーム最大登録数も5から10へと向上している。

パン・ティルトブラケットとの組み合わせ

主な仕様

耐荷重量

パン:4kg
ティルト:3kg

最大回転速度

11度/秒

バッテリー駆動時間

タイムラプス時:約15時間(従来機は約24時間)
ビデオ撮影時間:約6時間(従来機は約5時間)

外形寸法

9.2×9.2×4.6cm

重量

230g

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。