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オリンパス、防水・耐衝撃カメラ「Tough TG-5」を海外発表
環境センサーのログ機能を搭載 1,200万画素で高感度対応に
2017年5月17日 16:12
オリンパスは、防水・耐衝撃カメラ「Tough TG-5」を海外で発表した。米国Webサイトでの直販価格は449.99ドル、6月16日に出荷開始としている。日本での発売に関する情報はまだない。
防水15m、耐落下2.1m、耐衝撃100kgf、耐低温-10度、IPX6防塵性能や、電子コンパス、気圧センサー、温度センサー、加速度センサーを有するコンパクトデジタルカメラ。防水・耐衝撃カメラのTG-4をベースに、ムービーカメラ「TG-Tracker」のような環境センサーのログ機能を搭載した。
メーカーの製品紹介ムービーでは、川下りやトレイルランの撮影画像を「OI.Track」アプリで位置・高度とともに再生する使い方を紹介している。
カメラ上面には、ログ記録のオン/オフを切り換える独立ボタンを装備。また、上面右手側のズームレバーがシャッターボタン同軸となり、空いた場所にダイヤルが設置されている。
レンズは35mm判換算25-100mm相当F2-4.9。2.5段分の手ブレ補正機構を内蔵。通常撮影時の最短撮影距離(レンズ前)は10cm。同最短1cmとなるスーパーマクロモードや顕微鏡モードも搭載している。
1,200万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを搭載。感度はISO100〜12800。RAW記録や4K動画記録に対応する。TG-4の1,600万画素から記録画素数を減らし、設定可能な最高感度が1段高くなっている。
14のアートフィルターを搭載。各フィルターの中でタイプも選べる。合成の様子を見ながら撮れる「ライブコンポジット」や、インターバル撮影といったモードも備える。
Wi-FiやGPS機能を内蔵。液晶モニターは3型46万ドット。
バッテリーはTG-4と同じ「LI-92B」。撮影可能枚数は約340枚。
USBケーブルとUSBチャージャーが付属しているため、引き続きカメラ内でのバッテリー充電が可能とみられる。端子はUSB micro-B。TG-4までのUSB端子は独自形状だった。
外形寸法は113×66×31.9mm。重量は約250g(電池、メディア込み)。TG-4は111.5×65.9×31.2mm、約247gだったため、幅と厚さが少しだけ増えている。
レンズ周囲のバヨネット部は、従来のTGシリーズと同様。使用可能な別売アクセサリーとして、テレコンバーターTCON-T01、フィッシュアイコンバーターFCON-T01、ライドガイドLG-1、フラッシュディフューザーFD-1が挙げられている(いずれも発売済みの製品)。