カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

まんがでわからない一眼レフ(その4)

これまでのお話

一眼レフはマウントの激動がドラマティックです。「通信のない時代」「EEの時代」「AFの時代」に分けることができるでしょう。EEはAEの昔の呼び方だそうです。今振り返ってみると、すべてをFで通したニコンとAF時代を先取りしたキヤノンが強かったわけで、つまりそれはレガシーを継承したものと新時代を切り開いたもの。ということは、マウントの仕様がカメラを左右するわけではないのかな、と考えることもできます。ただ実際はFマウントも最初と最後で径とフランジバック以外は別物だったりするので……、このあたりのおはなしも、またいずれ描いてみたいですね。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。漫画には入れられなかったのですが、患者が「一眼レフはペンタックスSPが紀元ですよ、つまりそれより前は紀元前なのです」と言ってました。