岡嶋和幸の「あとで買う」

1,652点目:江戸時代のような写真が撮れる? フィルム

Escura「江戸カメラフィルム」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Escura「江戸カメラフィルム」

本日は「Escura」(エスクーラ)のカラーネガフィルムです。767点目で同ブランドの「昭和カメラフィルム」を紹介しましたが、今度は明治や大正ではなく江戸時代です。

パッケージやパトローネのデザインがお江戸な感じですが、どのような仕上がりになるのでしょうか。江戸時代にカラーフィルムはないので全く想像がつきません。「浮世絵」と書かれているので、浮世絵調? たぶんレトロな雰囲気の色や調子になると思われますが、試しに一度使ってみようかな。

ISO感度は400で、販売価格は24枚撮りで3,520円前後。日本国内限定販売のようです。

手ごろとは言えませんが、1,281点目の「PENTAX 17」などハーフサイズフォーマットのフィルムカメラなら2倍の48枚撮影を楽しめます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。