岡嶋和幸の「あとで買う」

1,593点目:伸縮式ハンドルで運搬しやすい4ウェイ雲台

Leofoto「FW-02PCL」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Leofoto「FW-02PCL」

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愛用の三脚は、現在は自由雲台ばかりになりましたが、以前は3ウェイ雲台がメインでした。そのあたりについては34点目でLeofoto(レオフォト)の「FW-01R」を紹介したときにも触れましたが、同じく4ウェイ雲台の「FW-02PCL」が新たに登場しました。

どちらもアルカスイス互換で、上下・左右・水平の3ウェイに加え、カメラを装着するクランプ部にもパン機能を備えた4ウェイになっています。FW-02PCLのほうがしっかりした作りで、耐荷重はFW-01Rの10kgに対し25kg。より重量のあるカメラやレンズを乗せたときにも安定した操作が可能です。

水準器が2つ搭載されていて、横と縦のどちらの構図でも確認できるようになっています。FW-01Rのパンハンドルは折りたたみ式ですが、FW-02PCLは伸縮式です。

どちらも雲台がコンパクトになり、持ち運ぶときに邪魔にならずに便利です。販売価格は6万5,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。