岡嶋和幸の「あとで買う」

34点目:動作が滑らかでピタッと止まる3ウェイ雲台が欲しい

レオフォトの4ウェイパンヘッド「FW-01R」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

レオフォトの4ウェイパンヘッド「FW-01R」

Amazonで購入

三脚は自由雲台やギア雲台も愛用していますが、メインは3ウェイ雲台です。写真学校に入学したときに購入したクイックセット社の「ハスキー」は、30年以上経った今でも現役で、3ウェイ雲台が好きなのはこの三脚の影響もあるでしょう。ジッツオの三脚にハスキーの雲台を組み合わせて使っていた時期もありました。

ジッツオの3ウェイ雲台「GHF3W」がAmazonの「あとで買う」にずっと入れっぱなしになっています。発売直前にデジタルカメラマガジンのプリント連載で取り上げ、操作性やデザイン性などが気に入って購入しようと思ったのですが、価格がネックとなりまだレジに進んでいません。ハンドルを縮めることができて移動の際に便利だと思ったのですが、最近もっと良さげな雲台が登場しました。レオフォトの「FW-01R」です。実勢価格は3万5,000円前後です。現在Amazonでは在庫切れの状況となっているようです。

この雲台は3ウェイに加えて、カメラを装着する部分にもパン機能を備えた4ウェイになっています。ハンドルはロック機構付きの折り畳み式です。3ウェイ雲台はハンドルが三脚ケースからはみ出てしまうことがあるのですが、これなら自由雲台同様、すっぽり収納できそうです。三脚の雲台はこの他にも5製品ほど「あとで買う」に入っているので、機会があればご紹介します。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。