岡嶋和幸の「あとで買う」

1,592点目:休日は鉄道で少し遠くまで撮影旅

イカロス出版『ニッポン鉄道ひとり旅』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

イカロス出版『ニッポン鉄道ひとり旅』

1,585点目で『大人の日帰り旅 首都圏2026』を紹介しましたが、今月は祝日が2日あり、うち1日は連休なので、カメラを持って少し遠出をしようという人もいると思います。

予定はしているけれど、まだ行き先やスケジュールなどが決まっていないという人の参考になりそうなのが、鉄道でのひとり旅を取り上げたこちらの本です。

予約が必要であったり、運行シーズンから外れているものもありますが、お1人様の気ままな鉄道旅のアイデアがたくさん詰まっています。ドライブしながらの撮影旅ももちろん好きです。でも車だと行動や荷物の自由度がありますが、駐車場所を探したり、お酒が飲めなかったりなど不自由な面もあります。鉄道旅なら自分で運転する必要はないので、車窓からの景色を楽しんだり写真も撮れるので良いですね。

イカロス出版の本なので掲載されている写真も見応えがあります。寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」や旅の名人15名のおすすめ旅プラン、鉄道旅の可能性を広げるフェリーなども紹介されています。販売価格は2,200円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。