岡嶋和幸の「あとで買う」

1,594点目:プリントも楽しめるKodakのデジカメ

Kodak「Mini Shot 3 ERA」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Kodak「Mini Shot 3 ERA」

1,474点目で紹介したKodak(コダック)のトイカメラは、モノクロプリントのみのラベルプリンター内蔵でした。

本日のこちらは1,300万画素のデジタルカメラと昇華型熱転写方式のプリンターが合体した製品です。プリントはイエロー、マゼンタ、シアン、保護層の4層を順番に重ねて印刷する方式。プリントのフチあり/なしが選択可能です。

1.7インチの背面モニターを搭載していますが、メモリーカードスロットは非搭載です。ラインアップは「Mini Shot 2 ERA」「Mini Shot 2 RETRO」「Mini Shot 3 ERA」「Mini Shot 3 RETRO」の4モデル。どれにするか迷うところですが、フラットなデザインの「RETRO」より、グリップが付いている「ERA」のほうが好みです。

「Mini Shot 2」はプリントサイズが54×86mmで、「Mini Shot 3」のほうが76×76mmと大きくて良いですね。そのぶんカメラボディも大きくなります。色はKodakらしいという点が理由で、Mini Shot 3 ERAのイエローに決めました。販売価格は2万709円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。