岡嶋和幸の「あとで買う」

1,452点目:ブーム再燃? フィルムコンパクトカメラ特集

ワールド・フオト・プレス『モノ・マガジン2025年5月2日特集号』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ワールド・フオト・プレス『モノ・マガジン2025年5月2日特集号』

本日は『モノ・マガジン』最新号です。2000年前後、デジタルカメラの勃興期から成長期にかけて、撮影や執筆のお仕事をいただいていた雑誌です。あれから約25年、時代が急速に変化してフィルムコンパクトカメラの特集です。

四半世紀で1周回って振り出しに戻った感じでしょうか。元デジカメ Watch編集部の鈴木誠さんが執筆を担当していたり、写真を撮り続けて半世紀の林家ペーさんも誌面に登場されているようで、何だかすごく賑やかで楽しそうですね。

「昔はフィルムは安かった」などと口を滑らすと老害認定されるので気をつけていますが、もう少し価格が安くなり流通も安定すると、フィルム写真もさらに楽しみやすくなると思います。それとも何かと不便で、高くて、手に入りづらいから熱くなれたりするのでしょうか。

個人的には「モノ・マガジンのゴルフスタイル」特集も興味があります。販売価格は750円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。