岡嶋和幸の「あとで買う」

1,372点目:大画面と広色域が魅力の液晶ペンタブレット

XPPen「Artist Pro 22(Gen2)液晶ペンタブレット」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

XPPen「Artist Pro 22(Gen2)液晶ペンタブレット」

昨年の大晦日にワコムの有機ELペンタブレットを紹介したばかりですが、XPPenからも新しい液晶ペンタブレットが登場です。

13.3型で薄くて軽い「Wacom Movink」に対し、厚さ33.4mm、重さ5.55kgと持ち運びには不利ですが、こちらは22型の大画面でAdobe RGBカバー率99%という広色域が魅力です。今のPC環境にこの製品をプラスしてデュアルモニターにするのも良いでしょう。

ノートPCと組み合わせると、画像処理の精度や作業効率がより高められると思います。いずれも広めのデスクが必要になりますが、ケーブルで簡単に接続できるので、使わないときは別の場所に収納と、大画面のカラーマネジメントモニターより柔軟な使い方ができそうです。

1,236点目で紹介した「Artist Pro 19(Gen2)液晶ペンタブレット」同様、単品購入だと6,500円前後する片手デバイス「ACK05」が付属している点もポイントです。販売価格は12万3,800円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。