岡嶋和幸の「あとで買う」

1,098点目:緊急時のために備えておきたい携帯トイレ

セイワ「携帯トイレ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

セイワ「携帯トイレ」

GWはいかがお過ごしでしょうか。私は自宅に籠もって原稿を書いたり、企画書の作成などを行っているため無休です。来週から日本作例写真家協会の写真展もあるので、その準備に追われるなど忙しくしております。

高速道路の渋滞中の尿意を先延ばしにする裏技がネットニュースで紹介されていたのですが、私はトイレが近いのでとても参考になりました。でも我慢にも限界があります。同乗者がいるときは使いづらいでしょうが、緊急時のために携帯トイレを車内に常備しておくと良いでしょう。

この製品の容量は600ccで、尿処理袋に凝固剤がセットされているので開封後すぐに使用できます。香り付きではなく消臭効果も特にありませんが、素早く固めてニオイを封じ込めます。使用後はジッパーで密封できるので、ニオイや漏れを防ぐことができます。

廃棄に便利な持ち帰り袋と、エチケット用の前掛けシートがセットになって、販売価格は500円前後(3枚入り)です。撮影場所にトイレがないときにも役に立ちそうなので、カメラバッグにも常備しておくと良さそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。