岡嶋和幸の「あとで買う」

594点目:写真家たちの“撮る理由”を知りたい

ホビージャパン「Cameraholics Vol.8」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ホビージャパン「Cameraholics Vol.8」

本日発売の「カメラホリック」の最新号です。ライカの記事中心の雑誌という印象が強いのですが、「カメラと写真と人」がテーマのカメラ・写真誌なのだそうです。

もちろんこの号も新型ズミルックス35mmの記事などライカ情報がしっかり掲載されていますが、メインの特集は「写真を撮る理由」という興味深い内容になっています。他の人がどのような機材を使っているのかはもちろん知りたいのですが、どちらかといえば技術的なことより、どのようなことを考えて写真に取り組んでいるのかなどにすごく興味があります。

Amazonの商品ページでチラ見できますが、ハービー・山口さんの「いつも写真のなかに自分を探している」、魚住誠一さんの「撮らない自由」はとても共感でき、いろいろ刺激になりそうな1冊です。販売価格は3,300円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。