岡嶋和幸の「あとで買う」

589点目:35mmフィルムが4本収納できるブリキ缶

HIGHTIDE「Tiny Container」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

HIGHTIDE「Tiny Container」

今回は「HIGHTIDE」(ハイタイド)というブランドのミニチュアサイズのツールボックス「Tiny Container」(タイニーコンテナー)です。小さいハンドルが付いているなど可愛らしい雰囲気で、小物の収納などに便利です。

この製品を35mmフィルムを持ち運ぶときのケースとして利用している人もいるようです。35mmフィルムが4本ぴったり収納できる大きさで、ブリキなので軽くて丈夫です。フィルムケースとして作られたものでありませんが、そのレトロな感じが物欲をそそります。

142点目で紹介したKODAKのフィルムケースより手ごろで、販売価格は500円前後です。色はレッド、ブルー、グリーンが選べます。できれば3色揃えて、フィルムの種類などで使い分けるのも良いでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。