岡嶋和幸の「あとで買う」

590点目:コンパクトに収納できて持ち運びに便利な長靴

ダイワ「タイトフィット ラジアルコンパクトブーツ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ダイワ「タイトフィット ラジアルコンパクトブーツ」

511点目でフィッシングブーツを紹介しましたが、今回は釣り具の総合メーカー「ダイワ」の製品です。釣り用の長靴のソールはラジアル、スパイク、フェルトの主に3タイプですが、この製品は汎用性の高いラジアルソールを採用しています。

一番の特徴はクルクルと丸めてコンパクトにたためること。収納袋が付属しているので持ち運びにも便利です。撮影旅行などに携行すれば、滞在中の悪天候などにも対応できて安心です。それでいてフニャフニャするのではなく、自立するため歩行中にずり落ちるようなことはありません。これにより「釣りに集中できる」そうで、「撮影に集中できる」ともいえるでしょう。

フィット感を追求した設計で、伸縮性のあるオリジナルラバーの採用で屈曲性が高く歩きやすいという特徴もあります。キックオフと呼ばれる突起部の搭載で脱ぎにくさも解消しています。販売価格は6,500円前後で、S、M、L、LL、3Lの5サイズ、色はネイビー、ブラック、モスグリーンが選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。