岡嶋和幸の「あとで買う」

343点目:大判カメラでの撮影で欠かせないアクセサリー

eToneの冠布

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

eToneの冠布

今回は大判カメラで使用する冠布(かんぷ)です。20年以上前、ジナーを使っていたころは銀一の冠布だったと思うのですが、デジタルカメラに移行したときに一緒に手放してしまいました。その後、作品制作用にリンホフのマスターテヒニカを手に入れたときにキングの冠布を購入しましたが、142点目のフィルムケース182点目のフィルムファイル217点目のレザーストラップがきっかけで、最近はeToneのこの製品を愛用しています。販売価格は6,000円前後です。

これまで使っていたものより軽量で、カメラからズレないようにベルクロで留められる点が気に入っています。エツミの「デジタル冠布」にもベルクロが付いています。Amazonの「あとで買う」には現在、万が一のときのためにマスターテヒニカ用の蛇腹が入っているのですが、こちらもeToneの製品です。オーダーメイドもできるようなので、いざというときに安心です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。