岡嶋和幸の「あとで買う」
269点目:新しい雑誌で日本の写真表現の今を知る
ふげん社「写真」
2022年1月24日 12:00
私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。
ふげん社「写真」
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2022年1月20日に創刊の雑誌『写真』。昨年、一昨年とカメラ雑誌の休刊が続いたこともあり、年2回の発行で月刊ではないのですがうれしいニュースです。写真評論家の飯沢耕太郎氏や打林俊氏、造本家の町口覚氏の他、昨年休刊となった『日本カメラ』の元編集者もこの雑誌の制作に携わっています。販売価格は2,970円です。
創刊号の口絵作家は横田大輔、北島敬三、金村修、山谷佑介、小松浩子、細倉真弓、森山大道と豪華な顔ぶれ。東京・目黒にあるコミュニケーションギャラリーふげん社(https://fugensha.jp)で現在、創刊記念展が開催中です。口絵作品のオリジナルプリントもぜひ鑑賞したいです。