岡嶋和幸の「あとで買う」
どのような写真が評価されるのか、その基準を知りたい
13点目:玄光社 福川芳郎著「ファインアート写真の見方」
2021年5月13日 12:00
この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。
玄光社 福川芳郎著「ファインアート写真の見方」
Amazonで購入
:
写真を撮影し、選んで、発表する活動をずっと続けていますが、昔と今では捉え方や考え方が違っていたりして分からないことだらけです。写真教室などで指導する立場でもあるため、自分自身の興味だけでなく、日々いろいろ勉強したりしています。さまざまな情報がインターネットで容易に得られる時代ですが、それだけでは不十分で、専門家のワークショップに参加したり、雑誌や書籍を読むなどして知見を広げるようにしています。
近年はファインアート写真についていろいろ情報収集しているのですが、発売されたばかりの書籍「ファインアート写真の見方」は気になる一冊。販売価格は税込2,530円です。目次を参照すると、興味深い内容が盛りだくさんといった感じ。著者は東京・下目黒にあるブリッツ・ギャラリーの福川芳郎氏。ファインアート写真市場についてブログで情報発信をされていて、いつもチェックしています。この本は「あとで買う」ではなく、今すぐ手に入れて読みたいと思います。