岡嶋和幸の「あとで買う」

額縁の壁掛け位置を視覚的に決められて失敗を減らせそう

14点目:Cinsey「絵画吊り下げツール」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Cinsey「絵画吊り下げツール」

Instagramで広告動画を見て「これは便利!」と思ったのですが、Amazonで検索すると類似品が多数ヒットします。耐久性は分かりませんが、展示経験が豊富な私の勘で(笑)、これなら大丈夫だろうと選んだのがこの「絵画吊り下げツール」。販売価格は2,200円前後です。

写真展の設営では、私は事前に用意した図面通りに作品を掛けます。でも、図面の作成が苦手な人や、その場で感覚的にレイアウトを決めたい人もいることでしょう。ところが、思い通りの配置ができなかったり、何度もやり直したあげく、最後は妥協してしまうことも。その点、このツールなら計測や計算をしなくても、見た目だけでフックを打ち込む位置を正確に決められます。顧問を務める写真クラブの展示が6月にあるので、試しに1つ購入したいと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。