クルマとカメラ、車中泊
100円ショップ「ダイソー」グッズを組み合わせてキャンプ飯
2025年9月27日 12:00
たまには電車に乗っちゃったりなんかして。
僕の日常の活動場所は九十九里ですが、自宅は都内にあるんです。都内で仕事がある時は車で直接か、自宅に戻ってから電車ですがね、電車に乗る機会はそう多くないので、電車に乗ると妙に嬉しくなっちゃったりなんかする。
なので、先頭車両に行って盛り上がっちゃったりなんかしちゃうわけだけど、こんなに雲が行き交う空が見える日は妙に昔のことを思い出しちゃったりなんかする。
会社員時代は毎日銀座に通っていたわけだけど。あ、会社はマガジンハウスね、アンアンとかブルータスとか出してる出版社です。東銀座にあるんですよ。その頃の通勤を思い出すのかな。会社員時代、楽しかったからね。そうそう、そんなマガジンハウスも創立80周年。
Ginza Sony Parkで10月10日(金)から10月25日(土)まで展示イベント「マガジンハウス博」をやるんだそう。僕の撮ったものも展示されるそうで、嬉しい限りです。
で、話は電車に戻るけどさ、電車は落ち着いて景色が見られていいよね。普段は車でしか移動しないから、特にそう感じるんだろうなあ。でも、妙におセンチになっちゃったりするのはなぜだろう笑
デザインがいい、機能性がいい、質感がいい。そうした要素が所有する喜びにつながるものだよね〜。キャンプ用品にはそうしたものが溢れているよね。そしてそれを使うことの喜び。キャンプの楽しさの1つだよね〜。
ユーザー評価の高い焚き火台、ピコグリル。デザインよし、機能性よし。こんなグリルで夜と食事を楽しみたい。そのうち買おう。
だけども、今日はそういうのと別方向。工夫する楽しみです。そうすると、まず駆け込む先はダイソーなんですよね〜。もちろん、ダイソーにもBBQ用のコンロもあったりするんですが、炭火で焼肉、BBQを楽しんだ後、燃え残った炭の処理に困りませんか? 火消しツボを買えば済む話ですが、それだと荷物が増えちゃいます。僕は基本、ソロキャンというか、車中泊ついでに火を使う料理をしたくなったらキャンプ場に行くスタイルので余計な荷物を増やしたくない。そこが工夫のしどころなんです。
で、ダイソーで現物を見ながらショッピングを楽しんだ結果が以下でございます。
その1:コンロとして使うもの
その2:火まわり
その3:燃料
その4:スパイス
コンロの買い物をしつつ、スパイスコーナーでクミンを見つけた。スパイスもいろいろ置いてあるんだよね。そこで、ケバブを作ろう! と思い立ったのでありました! ほんとはガラムマサラじゃなくてコリアンダー単体を買いたかったんだけど、成分を確かめるとコリアンダー主体のようだからこれでいいやってことで、購入。あとブラックペッパーもね。
その5:食材
メニューも決まったので、ダイソーからそのまま近所のスーパーへ。まずはラム肉ゲット。ヨーグルトは普通のプレーンヨーグルトを買いたかったのだけど、飲むヨーグルトしかなかったのでそれを購入。ま、用は足りるでしょ。
食材下ごしらえ
炭を熾す前に、肉をヨーグルトに漬け込みましょう。
炭火を熾す
肉を漬け込んだら、炭の準備。固形燃料と着火剤、ダブルで使うことで手を抜きます。本来どちらか一方と火吹き棒で十分ですが、両方を同時に使うと着火後は完全放置で炭を熾すことができるのです。もちろん火の管理は適切に。
いよいよ焼いて食す
よく焼いた表面からナイフでこそぎ落として食す。こそぎ落としたあとはまたよく焼く。こんがりとクリスピーな焼き目と柔らかく滋味豊かなラム肉が味わえます。
ケバブとは串焼きの総称ですが、ケバブというとよくキッチンカーで売っているドネルケバブが親しみ深いですよね。
ドネルケバブは垂直に立てた串で焼くのが特徴ですが、こんなふうに横向きのまま焼くのは、ジャーケバブに分類されるようです。焼き方の違いということかな。
いずれしても、炭や薪などの熱源に脂が落ちないように焼いてゆきます。落ちた脂で燻されないようにして肉本来の味を楽しむためなんですね。でも、味の好みは人それぞれ。煙にあてて、スモークとしての効果を楽しんでもいいと思います。
あ、あとレシピはちょーいい加減なものです。それでも肉さえ良ければケバブもどきを美味しくたべられま〜すw
後片付け
美味しくケバブをいただいたら後片付け。今回の工夫のメインはここなんですよ! 最初においた炭だけで2時間近く火力がつづきますが、最後はどうしても燃え残りが出てしまいますよね。時間があれば、そのまま燃え尽きるまで炭火を眺めて過ごすのも一興です。
だけどね、やっぱり早く後片付けしたいわけですよ。そこがスタッキングできるクッカーセットを使う理由です。鍋大の中に「ステンレス裏ごし」がすっぽりシンデレラフィットしちゃうんですね〜。
あとは蓋をして20分くらい放置しておけば、火も消えて手で持てるくらいの温度になるので、付属の収納袋にいれてお持ち帰りできちゃうんです。残った炭はまた使えますし。
フォローアップ
「ステンレス裏ごし」に使われている網は細いステンレス線なので、何回か使うと穴が開いてしまいます。炭って火力が強いですからね。そこで焼き網でフォローです。2枚入りなのでこのために1枚キープしておくんです。また、「ちょこっとストーブ」の上に直接「ステンレス裏ごし」を置いていますが、場所によっては不安定になるかも知れません。そんな時は別途五徳を用意しておいて、炭が熾きたら安定した五徳に載せ替えましょう。
まとめ
まずは今回紹介した商品の値段をまとめてみましょう。
炭や固形燃料、食品類など消耗品を除いた総額はなんと!1,900円ナリ。この中には五徳も含んでます。このお値段でソロストーブ+火消し壺が手に入っちゃうわけです。それにプラスしてショッピングの楽しさ、工夫する楽しさ、美味しいケバブを楽しんじゃったわけです。なんともお得でしょ。この後も常備機材として活躍しております。
ともあれ、ストーブ、あるいはコンロとして所有する喜びとは縁遠いものですし、あれこれ考えながら趣味として購入するようなものではないかも知れません。1番の価値はどこでも手に入ることではないでしょうか。
ご存知の通り、ダイソーは全国どこにでもありますし、類似の商品はキャンドゥやセリアといった100円ショップでも手に入れることができます。旅行でも、出張の折でも急にキャンプしたくなったり、キャンプ場についてみたらいざ忘れ物があったなんて時に思い出してください。
思いのほか身近なところでキャンプグッズが手に入ってしまうものです。
最後はテンプレではありますが、今回のクッカー3点セットやステンレス裏ごしなどは記事中の使い方を想定した商品ではありません。十分に使い込んでみた結果を記事にしていますが、検証中には表出しなかった危険が潜んでいる可能性はゼロではありません。ご自身でも使用中の危険を十分に検討した上で工夫とお買い物を楽しんでください。