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OMデジタルソリューションズ、光学レンズ製造拠点を長野県岡谷市に開所

次世代レンズの製造プロセスを検証

施設外観

OMデジタルソリューションズ株式会社は11月4日(火)、長野県岡谷市に「OMデジタルソリューションズ株式会社 OM光学プレシジョン 岡谷事業場」を開所した。同社として国内初の光学レンズ製造拠点としている。

岡谷事業場は少量多品種のレンズ製造に柔軟に対応する生産機能が備わるほか、次世代レンズの製造プロセスを検証するパイロットプラントとしての機能を併せ持つ拠点になるという。この拠点を活用し、次世代の機能・性能を実現する生産技術開発と、光学技術全体の強化を図っていく考えだ。

OM光学プレシジョンビジネスユニット長の片田正和氏は、「当社の前身であるオリンパスの映像事業においては、オリンパス諏訪工場の開所以来、約80年にわたり長野で映像製品を生み出してきた歴史があります。そこで培われた光学技術とモノづくりの伝統を受け継ぎ、地域に根ざした拠点として次世代の育成と地域産業の発展に貢献しながら、世界最高水準のレンズ生産体制を確立し、長野発の新たな価値を世界へ届けてまいります」とコメントしている。

開所式の様子

拠点名称

OMデジタルソリューションズ株式会社 OM光学プレシジョン 岡谷事業場

所在地

長野県岡谷市大栄町2-4-15

拠点面積

853㎡

本誌:宮本義朗