航空祭に行こう!

芦屋基地航空祭(10月5日開催)

T-4練習機から戦闘機まで、豊富な飛行展示を楽しめる

芦屋基地所属の赤白塗装のT-4練習機とブルーインパルス(撮影:2014年-芦屋基地航空祭)
キヤノン EOS 6D/EF70-300mm f/4-5.6 IS USM/300mm/絞り優先AE(1/4,000秒、F6.3)/ISO 400

数々の航空祭で公式の撮影を務めてきた航空写真家の粒木友香里さんに、これから開催されるおすすめの航空祭についてコメントをいただきました。(編集部)

開催日

2025年10月5日(日)

会場

福岡県遠賀郡芦屋町大字芦屋1455-1

飛行スケジュール

  • 9時20分:オープニングフライト(T-4、UH-60J、U-125A)
  • 9時40分〜9時55分:UH-60J
  • 10時05分〜10時15分:C-2
  • 10時20分〜10時40分:T-4
  • 10時45分〜11時05分:ホワイトアローズ(T-5)
  • 11時10分〜11時25分:UH-60J、U-125A
  • 11時45分〜12時05分:ウイスキーパパ
  • 12時10分〜12時20分:F-15
  • 13時30分〜13時50分:T-4

パイロット育成の拠点・芦屋基地航空祭の魅力

九州北部にある芦屋基地はパイロットを育成する部隊が所属しており、例年ではブルーインパルスと同じ機種のT-4練習機が多数機でフライトするなど魅力的な航空祭です。

今年はブルーインパルスの参加はありませんが、T-4、救難隊、F-15、輸送機のC-2の飛行展示のほかに、海上自衛隊から参加するアクロバットチーム「ホワイトアローズ」にも注目です。

秋空に映えるブルーインパルスの演技、今年はホワイトアローズの演技に注目だ(撮影:2014年-芦屋基地航空祭)
キヤノン EOS 6D/EF70-300mm f/4-5.6 IS USM/130mm/絞り優先AE(1/3,200秒、F6.3)/ISO 400
昨年の入間航空祭でのC-2による展示飛行です。お腹を見せる急旋回は、輸送機としての任務中には見られない光景です。ここまで機体を傾けての展示飛行を期待したいところです(撮影:2024年-入間航空祭)
キヤノン EOS R6 Mark II/RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM/428mm/Fvモード(1/2,500秒、F8)/ISO 800
F-15戦闘機(撮影:2019年-芦屋基地航空祭)
キヤノン EOS 6D Mark II/EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM/400mm/絞り優先AE(1/1,250秒、F6.3)/ISO 200
救難隊のヘリUH60-JとU-125A(撮影:2023年-芦屋基地航空祭)
キヤノン EOS 6D Mark II/EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM/371mm/シャッタースピード優先AE(1/125秒、F29)/ISO 200

地上展示ではT-7、T-400も参加するため教育部隊の機種が揃い、航空学生によるファンシードリルも予定しておりパイロットの卵である学生の演技からベテランの教官たちのフライトまで広く楽しめます。

展示機があるエプロン地区は広すぎず歩き回りやすい基地で、ブルーインパルスが参加する際は基地北側に面する芦屋海水浴場でのんびりと見ることもできます。

粒木友香里