今回試用したのは、シリーズ最軽量の「UL-103カーボン」。脚径は最大27.2mmで、全高は1,405mm。中型クラスの高さを持ちながら、重量は脚部のみで1kgを切る990gとなっている。一方、エレベーターを備える同じクラスの「カーボンマスター813 PRO II」は、最大脚径27.2mm、全高1,455mm。重量はUL-103カーボンの約1.6倍、1,610gもある(付属の雲台SH-806の重量を引いた数値)。実際、UL-103カーボンの軽さは強烈で、中型カーボン三脚の先入観を持って手に持つと、軽い違和感を覚えるほどだ。