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ドリームメーカー「デジタル写真たて DMF056W」
~デジカメで撮った写真をみんなで手軽に楽しめる!
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デジタルで撮影した写真をみんなで見るには、プリントするのが一般的。しかしデジタルでは、撮る数がフィルムよりもずっと多くなり、いちいちプリントするのが面倒。ついついPCのHDDに画像が溜まってしまうことになる。個人のPCに入れてしまうと、画像を見ることはなかなかない……ということになり、撮った写真が日の目を見ることがなくなってしまうのだ。
Photokina 2006で数多くのメーカーから出展されていたのがデジタルフォトフレーム。デジタルカメラで撮影した画像のメモリカードを本体に差し込むと、ディスプレイに撮影した画像が出てきてみんなで鑑賞できるというものだ。
今回チェックした「デジタル写真たて DMF056W」(オープンプライス。店頭価格1万8,000円前後)は、まさにこのジャンルの製品。撮った画像をみんなで楽しむことができ、スライドプロジェクターで写真をみるときのように部屋を暗くしなくてもいい。画面は5.6型とPCよりも小さいものの、場所をとらないなどいいことずくめの製品である。
使い方は非常に簡単で、デジタルカメラで撮影したメモリカードを本体横のスロットに差し込めば、自動的にスライドショウが始まる。対応する記録メディアはCF、SDメモリーカード、MMC、メモリースティック、メモリースティックPROをサポートしている。
付属のリモコンを使うと、ズームや画像の回転など、さまざまな操作が行なえる
本体上部には4つのボタンがあり、再生の停止やコマ送り、モードの切り替えなど最小限の操作はできる。しかし画像の回転やズームなど、さまざまな機能を使うには、付属のリモコンから操作する必要がある。
スライドショウで見ると、縦位置で撮った画像がそのまま横向きの表示となるが、リモコンを使って見たいコマを呼び出し、回転機能を使って表示すると、写真たての方向と画像の向きを合わせることもできる。
プリントを入れて飾る額のように、窓際やインテリアの上に置いて使うためのスタンドがあり、横位置または縦位置でセットできる。三脚に載せたり、壁掛けにしたりしてもセットできるので、場所をとらずに好きなところに置いて楽しむことができそうだ。ただ、電源はACコードにつながなければならないので、コンセントが近くに必要ではある。
5.6型の液晶画面を備えるDMF056。ブラックのフレームもある
背面は一般的な写真立て同様、スタンドがある。縦置きにも対応
本体の右側面には、カードスロットがある。下には電源とUSBの端子がある
本体下側には三脚穴がある。ただ、穴と液晶面の出っ張りとの間にスペースが少なく、取り付けられる三脚には制約がある
三脚に取り付けてみた。写真の高さを自在にセットできるのがポイント
背面にある穴を使って、壁掛けでセットした様子
再生する画像は静止画(JPEG)のほか、動画(Motion JPEG)にも対応している
サムネイル画面を呼び出した様子。画像を選択して表示することもできる
FinePix S5 Proで撮影した画像(JPEG)を再生してみたが、読み込みに時間がかかるということもなく、スムーズにスライドショーを楽しむことができた。本体に16MBの内蔵メモリーがあり、画像をコピーすることもできるが、1,000万画素オーバーの画像は、1枚あたりの画像データが重いことを考えれば、画像をコピーするよりもメモリカードから再生する方が一般的な使い方だと思う。
「いっぱい撮ったけど、メモリカードに入れっぱなしだった」という写真をスライドショウで楽しむと、家族みんなで楽しめる。メモリカードを差し込むだけで、すぐにスライドショウが始まるので、写真をたくさん撮ったその日の夜にみんなで楽しむ、ということも簡単だ。
「プリントするのが面倒だし、アルバムに整理するのもおっくう」と思ってついつい家族に見せていなかった写真の中にも、みんなで見ればいい写真が結構見つかった。これを機会にプリントしてみようかと思えるカットも出てきた。液晶画面も明るくきれいなので、撮った写真が映える。デジタルならではの写真の楽しみ方を拡げてくれる製品だ。
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URL
ドリームメーカー
http://www.dream-maker.co.jp/
製品情報
http://www.dream-maker.co.jp/syouhin/photoframe/shouhin/dmf056w.html
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ドリームメーカー、8型液晶の「デジタル写真たて」(2006/07/05)
( 木村 英夫 )
2007/04/05 18:04
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