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富士フイルム「デジフォトフレーム クリアーA4・A5」
デジタルプリントに対応した写真立て
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写真用品のデジタル化といえば、従来の製品に付加価値をつけたものであったり、極端な例は“売れるから”という理由で、名前だけのデジタル化というものであったりする。
ところが写真を飾るときのフレームのデジタル化は、ホームプリンターの普及によるもので、名前だけではない。A4やA5に対応する、という紙サイズに合わせたフレームがデジタル用といわれるものだ。
フィルムカメラしかなかったとき、一般的に写真はいわゆる「お店プリント」しかなく、サイズはLをはじめ2L、6ツ切、4ツ切、半切、全紙、全倍というラインナップであった。
これらのサイズは、全紙のサイズを何等分したサイズ、ということからつけられた名称だとと今まで思っていた。だが、実際はそうではなく、例えば半切(356×432mm)を2つつないでも全紙(457×560)にはならない。ただ、ペーパーの縦横比は、35mm判(24×36mm)のフォーマットに比べ長辺が短く、横方向をトリミングしなくてはならない。
そこで、トリミングしなくてもプリントできるようにしたのが、ワイド4ツ切やワイド6ツ切と呼ばれるサイズだ。一般的なホームプリンターでカバーできるA4(210×297mm)は、ワイド6ツ切(203×305mm)に近い。
私が子どもの頃、父親が私と兄弟を撮った写真を大きく伸ばして家に飾っていたのを思い出しながら、息子の写真をプリントして飾ることにした。お店プリントでは、写真を引き伸ばしに出して数日後に受け取りに行っていたことを思えば、家のプリンタですぐに写真を用意できるのは本当に便利だ。
フレームや額縁は中に入れる写真の印象を変えてしまう性質がある。銀は「モダンな感じ」、木目は「クラシックで重厚な感じ」というところだろうか。家で子供の写真を飾るのに、フレームがあまり主張しないものがいい、と店頭で探して見つけたのが「フジカラー デジフォトフレーム クリアーA4・A5」(735円)だ。
シンプルな透明プラスチック製のフレームと、プリントの後ろに入れるボール紙。A5判を飾るための白いマット紙も付属するが、今回は使わなかった
パッケージの裏には、部品構成とプリントの入れ方、ヒモの結び方まで詳細に書かれている
フレームを裏返し、後ろからプリントを入れ、さらに付属のボール紙を入れる
留め具で後ろから4カ所を押さえる構造になっている。留め具は指で両側から押さえて、穴に差し込むようになっている
フィルムカメラでは、撮影後に同時プリントをするので必ず1度はプリントを見たものだが、デジタルカメラではついついPCのHDDに画像を溜めっぱなしということが多い。たまに意識してプリントをするが、Lや2L程度のプリントにして、アルバムに入れる程度になってしまう。今回、A4にプリントしてフレームに入れたところ、子どもが大喜びした。
できたプリントを手に喜ぶ息子。写真を撮ってよかったと思うひとときだ
スタンドが付属する。フレームの下部を引っかけるだけで、フレームに入れた写真を立てることができる
フレームはスタンドで立てることもできる仕様だが、今回は何枚かのプリントを並べて壁に掛けることにした。そのため、フレームに付属のヒモを取り付けていくことにした。
フレームには4カ所の穴が空いており、そこに留め具を通入れる。さらに、留め具の中央部分にヒモを通すようにできている
ヒモを4カ所の穴にコの字状に通したところ
フレーム長辺方向にあるヒモの中央部と、ヒモの両端をフレーム中央で結ぶ
早速、写真をリビングの壁に飾ってみた。息子の成長ごとに入れ替えるか、飾る数を増やしていくかはこれから考えようと思う
お気に入りの写真を気軽にプリントできるのだから、画像をPCに溜め込むのではなく、機会があるごとにプリントしてみてはいかがだろうか?フジカラー デジフォトフレームA4・A5は、シンプルで手ごろな価格が魅力。フレームが主張することなく、写真が映えるのがいいと思う。
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URL
富士フイルム
http://fujifilm.jp/
製品情報
http://fujifilm.jp/personal/photogoods/frame/fordigitalprint.html
( 木村 英夫 )
2007/01/23 10:06
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