|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
Lowepro「コンプデイパック」 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ノートPCに対応しながらカジュアルな外観のカメラ用リュック
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
コンパクトデジカメ用のポーチから、プロが多くの機材を運ぶのに重宝するキャスター付きバッグまで、あらゆる製品をラインナップしている。特に近年、新製品を次々とリリースし、よりデジタル向きの製品造りに力を注いでいるという。 Photokinaが開催された今年9月、日本市場に投入されたのが今回採り上げる「コンプデイパック」(14,700円)だ。ノートPCと一眼レフカメラ、交換レンズを一緒に持ち運べるディパックスタイルのカメラ用リュック。もちろん、欧州市場でもPhotokinaで大いにアピールしていた製品だ。 カメラ用のリュックといえば、1気室(内部が1段になっているもの)と2気室(内部が上段、下段に仕切られているもの)の2タイプがあるが、PC対応のものは1気室でしか成立しない、というのが今までの製品だった。 ノートPCは、機種によってはA4サイズ以上の面積を“折らずに”収納できるようにしなければいけないが、2気室の製品は下段の収納物を取り出せるようにリュックの背面を折らなければいけない。 このコンプデイパックは、今までにない2気室式のPC対応リュック。下段のデザインを工夫することで、背面を折らずに機材を取り出せるようにしたというのが最大のポイント。これにより、17型のノートPCを収めることができるという。
“2気室でノートPC対応”というウリだけではなく、リュックとしてのデザインも優れている。最新のLoweproのデザイン傾向は「ポケットをなるべく内側に付けるようにしている」と、独Loweproのミュラー社長に聞いたが、このコンプデイパックも例外ではなく外ポケットはなく、丸みを帯びたスタイリッシュな形状になっている。カラーリングは今回チェックしたバーントオレンジ以外にグレー、リーフグリーンの3色。その見た目から、カメラバッグというイメージはなく、カジュアルなファッションにも似合いそうなのも特長だ。
大きなPC収納部がある、ということで手持ちのノートPC(重量約3kg)と機材一式を詰めて、1時間ほど歩いてみた。ウエストベルトが装備されていないので、横に揺れるのでは? という心配があったが、思いのほか快適。アウトドアでの撮影を十分サポートしてくれそうだ。 あとはカメラ収納スペースの問題だが、望遠レンズに対応していないのをどう考えるかが、この製品への評価の分かれ目だろう。18～200mmクラスの高倍率ズームに、交換レンズとして100mmマクロレンズ、という程度なら十分収納できる。また、クッション性のある同社製レンズポーチに大口径望遠レンズを詰めて上段に収納する、という工夫をすれば、もちろん長いレンズを持ち運ぶことも可能だ。 デジタル一眼レフカメラ用のリュックでノートPC対応、加えて最新のLoweproデザインと魅力ある製品に仕上がっていると感じた。 ■ ＵＲＬ Lowepro(英文) http://www.lowepro.com/ ハクバ http://www.hakubaphoto.co.jp/ ロープロ http://www.hakubaphoto.co.jp/lowepro/ 製品情報 http://www.hakubaphoto.co.jp/lowepro/product/adventurer/backpacks.html （ 木村 英夫 ） 2006/12/12 00:36
|
